
かわいい子どもをひとりほしいとねがう女の人が、魔法使いのおばあさんから、オオムギのつぶをもらいました。言われた通りに植木鉢にまくと、チューリップの花が咲き、小さな女の子が座っていました。おんなのこはおやゆびひめと名付けられ、きれいな声で歌を歌いました。ところが、おやゆびひめはヒキガエルやコガネムシに連れ去られ、ついにモグラにも求婚されます。もうおひさまに、さようならしなければなりません。しかしすんでのところで、前に助けたツバメがおやゆびひめを救出し、花の天使の元へ連れて行きます。花の王様はおやゆびひめを気に入り、ようやく好きな人とむすばれるのです。

有名なアンデルセンのお話「おやゆびひめ」。
たくさんの絵本が出ているので読み比べてみると面白いです。
こちらの絵本「おやゆびひめ」はスペンオットーのイラストが実に美しいです。
子供うけしそうな可愛い甘いイラストではなく,素朴感あるイラストが深い味わいを感じました。
イラストや文章で同じお話でもそれぞれ個性が出るのですね!
そこが有名なお話の面白さでもありますね。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)
|