家の庭、近所の空き地、公園の林や池のそば、田んぼや畑、川のまわりでは、虫やトカゲ、カエルなどの生きものが、たくさん見つかります。見つけると、つかまえたくなります。でも、つかまえるのは意外にむずかしいもの。そして、たとえつかまえても、つれて帰るのは注意が必要です。うっかりすると、小さな生きものはすぐに死んでしまいます。でも待って。飼いにくい生きものは、持ちかえらないでくださいね。うまく持ちかえったら、その生きものに向いた方法で飼ってみましょう。飼って観察してみると、生きもののことがいろいろと分かります。この本を読むと、身近な生きものの見つけかた、つかまえかた、持ちかえりかた、飼いかた、観察のポイント、飼えなくなったときの放しかたなどが、ひと目でわかります。
生き物の飼い方の図鑑は
いろいろ出ていますが、
その中で今までと違うなと思ったのが
飼えなくなったときの放しかたが載っていることです。
生態系を壊してしまうから、
一度持って帰ってしまうと
死ぬまで責任をもって飼うしかないと思っていたので、
こういうふうに書いてくれると
「飼いたい」という息子の気持ちも
無下に拒んだりせずに
「じゃあ、飼い方を見てみて責任もって飼えるならどうぞ」
と言いやすくなります。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子5歳)
|