全ぺージカラーの幼年童話!
バラに囲まれた〈バラバラ荘〉に、3人の魔女がドラゴンといっしょに住んでいた。おしゃれなベルバラ、ふとっちょのベツバラ、ちっちゃいプチバラ。 魔法に必要なカエルをつかまえるため、魔女たちは森へ出かけます。ベツバラがカエルにキスをすると、なんと立派な王子さまに変身! 悪い魔女に呪いをかけられていたのです。さぞ喜んでいるかと思いきや、「なんてことをしてくれた! わたしはカエルのままでいたかったのだ!」なんとこの王子、カエルに恋をしてしまったのです。なんとかしてカエルにもどしてほしいと頼む王子のことを聞きつけて、ドラドラばばもやってきて……。 カエルになりたい、ちょっと変わった王子さまの恋に燃える姿が可笑しい、「3人のまじょとドラゴン」シリーズ第2弾。グリム童話「カエルの王さま」のオマージュとしても楽しめる1冊です。
「カエルのおうじのラブソング」がいいなあと思いました。
カエルのおうじさまが、ベツバラにキスされると、アルファルファ
王子になりましたが、かえると愛し合うお相手がいるので、本当
は、人間には戻りたくなかったのです。
またもや、ドラゴンがお相手のかえるを、マンゴスチンひめに
変えたので、めでたし、めでたしのハッピーエンドに大満足しま
した。とても愉快なお話です。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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