ヨットが大好きなふうたくん。 海に漕ぎ出したふうたくんの所に、仲間たちが次々とやって来て訪ねます。 「どこ いくの?」 すると、ふうたくんは答えるのです。 「どこでも いいの かぜまかせ」 風がとまると、ヨットだってとまります。 そしたらふうたくんは、のんびりお昼寝です。 すると、意外な海の仲間がやってきたようですよ・・・大丈夫?ふうたくん!
ちょっぴりハラハラしちゃう展開もあるけれど、ふうたくんの時間はやっぱりゆったりのんびり、かぜまかせ。 頑張ったり、急いだりすることだけが、自分らしいとは限らないもんね。 こんな大海原でお昼寝できちゃうふうたくん、今の私から見たらかなり大物に見えちゃいます。
自然とともに生きることの大切さ、立ち止まることで見えることもあるという事を、小さな子どもたちにそっと教えてくれる「くろねこ・ふうた」シリーズ。作者は自然派アーティスト村上康成さん。本書は、1985年に文化出版局より発売されていた『ふうた かぜまかせ』を底本に復刊されたものです。シリーズ全4冊では、さかなつり、かぜまかせ、みちくさ、どんまい、というキーワードが並びます。村上さんの世界観をたっぷり味わえる作品でもありますね。
親子でのんびり読みながら、一緒に心地よい風を感じてください。 そして、たまには「かぜまかせ」な冒険にでも出てみるのもいいかも!?
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
絵本作家をはじめイラストレーション、エッセイ、翻訳家としても活躍するマルチ自然派アーティスト 村上康成が小さなお子様に贈る「ほのぼの絵本」全4巻!くろねこ「ふうた」と動物たちのふれあいを描いた、やさしい絵本です。 自然とともに生きることの大切さ、「立ち止まることで、見えるものもあるんだよ」と教えてくれる名作絵本。ゆったりした言葉のリズムと温かな色彩の絵で、「頑張らない、急がない、ありのままの君でいい」とお子様に語りかける、心なごむシリーズです。第2弾『ふうたかぜまかせ』は、ヨットで海に漕ぎ出したふうたくんと、海の仲間たちの出会いとふれあいを描きます。“意外な”海の仲間の面白さや、海風に吹かれるゆったりとした時間がここちよい一冊です。
※本書は、1985年・文化出版局刊『ふうたかぜまかせ』を底本に復刊するものです。
クロネコのふうたくんが、ヨットに乗って、あちこち旅?をします。
どこ行くの?と問われて、どこでもいいの。かぜまかせ。とふうたくんか答えるのですが、私もそういう答えをしてみたいものです。
子どもとのんびりと散歩にでも行こうかなぁと思わせてくれた絵本です。
ヨットて何?と子どもに聞かれた時は、ちょっと困りました。
絵本に出てくる乗り物は、答えられるようにしておかないといけませんね。 (ゆうパンダさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子0歳)
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