和の心を持つ柴犬しばわんことちょっぴりやんちゃな三毛猫みけにゃんこが、 和の暮らしや作法を楽しく優しく教えてくれる「しわばんこの世界」シリーズ。 シリーズ最新刊は、大好きなしばわんことみけにゃんこ、そして愛くるしい動物たちが、 1月から12月まで全部で12の行事の由来や四季の楽しみ方を、わかりやすく伝えてくれます。
2月の行事は、節分。 悪いものを追い払う力があるという豆で、みんなで元気に豆まきだ! 鬼のお面はもちろん手づくりでね。 玄関には、鬼の嫌いなひいらぎにいわしの頭を刺した飾りを。 「おにはーそと ふくはーうち」 年の数だけ食べるお豆、ひとつ多く食べると病気をしないで元気に過ごせるって、知ってた? 最近の流行・恵方巻にも挑戦。その年の一番いい方角を向いて、無言で頬張るんだよ!
ひなまつり、端午の節句、七夕、衣がえやお月見、おいも掘り。 行事の意味や由来とともにちりばめられている豆知識は、ママ・パパも初めて知ることがいっぱい。 なんといってもしばわんこたちが遊ぶ姿は、とっても無邪気で可愛くて楽しそう! 絵本を読んでいる子どもたち、一緒に行事を楽しみたくてソワソワしちゃうはず。 そんなときはまず、おりがみコーナーに挑戦してみましょうか。 鬼のお面、おひな様、かぶとや、よつばのクローバー、てるてるぼうず。 その季節にぴったりのおりがみあそびは、作って飾って、毎月楽しむことができるんです。
これまでのシリーズ作品よりも、子どもたちに親しみやすいタッチのしばわんこやみけにゃんこを意識して描いたという作者の川浦良枝さん。 「クリスマス」など、洋風の行事が登場しているのも今作のみどころです。 12ヶ月の季節のうつろいを、しばわんこたちと一緒に楽しんでくださいね。
(竹原雅子 絵本ナビ編集部)
柴犬のしばわんこと三毛猫のみけにゃんこが日本の季節の行事の由来や意味を分かりやすく教えてくれます。お正月、節分、夏まつり…季節にゆかりのある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事を学んでいきましょう。
行事を羅列しているだけなので子供はつまんないかと思ったら意外や意外、食いついて読んでいました。
幼稚園などでもいろんな行事をするのでそれをなぞっていて思い出して楽しかったようです。読む方はどこからどういう順番に読んだらいいのかちょっと迷って読みづらかったですが、たくさん読むところがあって大変ですが子供は楽しんでいたようです。
しばわんこのイラストがかわいいです。 (うきうきこーんさん 40代・ママ 男の子11歳、男の子5歳)
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