世界がうまれて間もない頃、天には<ヘチ>が、地の底には怪物4兄弟が住んでいました。 ヘチはこの世のすみずみに太陽の光が届くように照らします。そして誰かが悪いことをすると、飛んで行って、頭にある正義の角でつきあげるのです。怪物4兄弟は「ヘチさえいなければ、この世は俺たちのものなのに」と、いつもヘチをうとましく思っていました。 そしてある時、怪物4兄弟はヘチをこらしめるよい方法を思いつきました。太陽を盗むのです。ある晩、そっと地の底を抜け出して太陽のしまってある海の底へ向かうのですが……。 韓国に伝わる想像上の動物<ヘチ>をモチーフにしたお話です。
私が絵を気にいってこの絵本を読みました。
ヘチの説明がお話の後に書かれていました。
ヘチは韓国の想像上の動物で
正しいことと誤ったことを分けると言われているそうです。
ヘチが正義の角で、いたずら好きの怪物たちをこらしめるお話です。
怪物がしたいたずらは太陽を盗んで4つに分けて・・・
絵本の中のヘチは日本の神社で見かける狛犬のような姿です。
怪物の姿はどこか憎めない雰囲気があります。
息子は”正義は勝つ”というようなお話が安心できるのか?
自分がいたずら者の怪物に共感できるのか?
このお話を気にいっています。 (さふぁいあ。さん 30代・ママ 女の子9歳、男の子7歳)
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