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たんぽぽのわたげを追いかけていた白ねこは、 野原いっぱいのわたげを見つけて、いいことを思いつきます。
布を縫って袋を作り、なかにわたげをいっぱい詰めたら すてきなお布団のできあがり。 ぽかぽかお日さまに照らされて、満足げにお昼寝をする白ねこ。 でも、風が吹いてきたら、わたげでできたお布団は、 風に乗ってふわふわ空に飛びだしてしまいました。 お布団に乗っていた白ねこは、ビックリ! 「にゃーたすけてー」 白ねことお布団が降り立ったところは…?
黄色いたんぽぽも可愛いですが、 真っ白なわたげを飛ばすのが何より楽しい野の花遊び。 絵本に登場する白ねこのモデルは、 せなけいこさんの娘さんが飼っていた白ねこの「ルナ」。 いたずらっこで、せなさんとときどきケンカをするような面白いねこだったようです。
短いシッポの白ねこルナの話、絵本でもっと読んでみたくなりました。
(木村春子 絵本ナビライター)
たんぽぽの綿毛をいっぱい集めて、縫ったものに詰めて、ステキなお布団を作って大満足の白いネコ。でも、風が吹いてきたら急にお布団が暴れだして窓から飛び出しちゃった! 長年、幅広いそうに愛され続けているせなけいこ先生の絵本。貼り絵のよさがしみじみと感じられます。ぽかぽか春の日差しのもとでゆたりと読みたい絵本です。
4歳の娘と読みました。
猫とたんぽぽの綿毛とせなけいこさんの絵本が大好きな娘。
ひとめみたときから、「これは娘用!」と、一目ぼれした一冊です。
たんぽぽの綿毛も、ねこも、せなけいこさんの手にかかると
本当にかわいらしい。
そしてそのかわいらしい猫が、タンポポの綿毛で、
おふとんを作ることを思いつくのですが・・・
よーく見たら、
おふとんの生地、
ねこちゃんの部屋のカーテンと一緒で、
しかも、カーテン、ちょっと、破けてない?!
ええええっアンタカーテンを破ってお布団にしたの?!
と、サウンドオブミュージックのような展開に
途中からそわそわの私と娘でした。
いいのかな、カーテン、いいのかな、やぶけたまんまで・・・。
ねこちゃんは綿毛のおふとんと空に飛んでいってしまうし、
でも綿毛は結局おふとんから出て行ってしまうし、
カーテンは破けたままだし・・・。
どうでもいいことが最後まで気になってしまいましたが、
でも、ねこちゃんは最後はとっても幸せそうな笑顔。
ま、いっか!
せなさんの猫と綿毛が、本当に可愛らしい一冊です。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子4歳)
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