4歳の娘と読みました。
猫とたんぽぽの綿毛とせなけいこさんの絵本が大好きな娘。
ひとめみたときから、「これは娘用!」と、一目ぼれした一冊です。
たんぽぽの綿毛も、ねこも、せなけいこさんの手にかかると
本当にかわいらしい。
そしてそのかわいらしい猫が、タンポポの綿毛で、
おふとんを作ることを思いつくのですが・・・
よーく見たら、
おふとんの生地、
ねこちゃんの部屋のカーテンと一緒で、
しかも、カーテン、ちょっと、破けてない?!
ええええっアンタカーテンを破ってお布団にしたの?!
と、サウンドオブミュージックのような展開に
途中からそわそわの私と娘でした。
いいのかな、カーテン、いいのかな、やぶけたまんまで・・・。
ねこちゃんは綿毛のおふとんと空に飛んでいってしまうし、
でも綿毛は結局おふとんから出て行ってしまうし、
カーテンは破けたままだし・・・。
どうでもいいことが最後まで気になってしまいましたが、
でも、ねこちゃんは最後はとっても幸せそうな笑顔。
ま、いっか!
せなさんの猫と綿毛が、本当に可愛らしい一冊です。