「きゃー! たすけて!」 ある日、わるものがお城にやってきて、おひめさまをさらっていってしまいました。 ちょうどその時、たびびとがお城の前を通りかかりました。 それをみたおうさまは、 「そこのたびびとよ。さらわれたひめを助けに行ってくれぬか? 助けてくれたら、ひめと結婚させてしんぜよう。」 と言いました。
たびびとは、おひめさまを助けにむかうことにしました。 ところが、わるもののお城への道には、かいぶつたちが住みついているようです。 たびびとは、ぶじにおひめさまを助け出せるでしょうか?
次々と出てくるクイズを解いて、おひめさまを助けに行く謎解き絵本です。 子どもたちの好きな迷路をはじめ、鏡合わせになっている間違い探しや、 暗号、呪文など今までになかったようなクイズも盛り込んでいます。 アイテムを使うところもあるので、ゲームをしているような感覚で楽しめる一冊です。
ええ、題名の通り、読者が謎解きをして進行するストーリーです。
お城から悪者にさらわれたおひめさま。
王さまは通りかかった旅人に助けてくれるよう頼むわけですね。
全ての設定が西洋風で、ややなじみが薄いかもしれませんが、
古典的なラインナップですので、
この際、常識として学びましょう。
アイテムを手に入れたりとかは、ゲーム世代の子どもたちにはツボでしょうか。
迷路、間違い探し、暗号などは、子どもたちに程よい謎解きレベルでうれしいです。
もちろん、さりげない伏線も拾ってくださいね。
大人も夢中になりそうです(笑)
幼稚園児くらいから楽しめそうです。 (レイラさん 50代・ママ 男の子22歳、男の子20歳)
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