小さな漁港がある、とある海辺の町の、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、ぼくの四人家族に流れる、ささやかながらもあたたかい暮らし。 家族がともに生活を営む姿は、かつての日本には当たり前にあった光景でした。 「五感のえほん」第五弾では、私たちの誰しもが心の中に憶えている日々の情景を、ノンフィクション作家の森崎和江が一日の時間の経過とともに淡々と綴り、絵本作家・太田大八が、見る者の共感を強く引き出す絵にまとめています。
このお話は、田舎での一日を描いたお話でした。朝起きて畑仕事や漁に出て、帰ってきたら仕事に行って。今ではなかなか見ないゆったりとした風景を見てうちの子は、「僕もこんな町に住みたいな〜。毎日楽しそう!」と自然大好きな子供からしたらうらやましかったみたいです。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
|