べろべろべ〜〜〜〜〜〜 どうや、おれさまって、こわいやろーー!!
妖怪の中の妖怪!「おれさま」は なんにでもばけられるんやで。
関西弁で話しかけてくる陽気な緑色の妖怪が、主人公のおれさま! よるはええなあ。すきやなあ。 ある夜、おれさまが気持ちよくただよっていると、 なんやらピカピカ光るあやしいやつを木の上に見つけました。 それは、流れ星の練習中に落ちてしまったという星の子だったのです。
最初は、追い払おうとしたり、食べようとしたりしていたおれさまですが、 これまで出会ったことのない、キラキラした心をもつ素直で純粋な星の子に 知らぬまにすっかりメロメロになってしまうおれさま。 空に帰りたいという、星の子の願いをかなえるために おれさまはひと肌ぬぐことになりますが・・・。
妖怪のことを「おれさまさん」と呼ぶ星の子。 強がり。単純。でも本当は困っている人をほっとけない、いいヤツ、おれさま。 自分の中に芽生えてきてる思いにツッコミをいれながらも 最後まで本当の思いをかくしつづける健気な一面も、なんだか憎めないんです。
星の子と出会って、自分の気持ちに気づき、少しずつかわっていく妖怪の心が愛おしく ふたりのやりとりに心がなごみます。
あったかい関西弁が読んでいて心地よい、優しい絵本です。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
みんなから怖がられてたようかいは、無邪気な星の子と出会い、だれかと触れ合う温かさを知る…。関西弁のノリツッコミも楽しい絵本。
いいかたが変〜!!
と大笑い。
こってこての関西弁が楽しいみたいで、内容よりも言葉のイントネーションを楽しんでいる感じでした。
流れ星になる練習中に落っこちてしまった星の子を、無事お空に返してあげた優しい妖怪。
離れ離れになったら、せいせいするわ。みたいなことを言いながらも優しい気持ちがあふれていて、子どもは「ほんとはさみしいんかな。」とようかいの気持ちをくみとっていました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳)
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