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おれさまはようかいやで

  • 絵本
作: あんずゆき
絵: あおき ひろえ
出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2015年08月01日
ISBN: 9784799901434

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
263×212mm P32

この作品が含まれるテーマ

みどころ

べろべろべ〜〜〜〜〜〜
どうや、おれさまって、こわいやろーー!!

妖怪の中の妖怪!「おれさま」は
なんにでもばけられるんやで。

関西弁で話しかけてくる陽気な緑色の妖怪が、主人公のおれさま!
よるはええなあ。すきやなあ。
ある夜、おれさまが気持ちよくただよっていると、
なんやらピカピカ光るあやしいやつを木の上に見つけました。
それは、流れ星の練習中に落ちてしまったという星の子だったのです。

最初は、追い払おうとしたり、食べようとしたりしていたおれさまですが、
これまで出会ったことのない、キラキラした心をもつ素直で純粋な星の子に
知らぬまにすっかりメロメロになってしまうおれさま。
空に帰りたいという、星の子の願いをかなえるために
おれさまはひと肌ぬぐことになりますが・・・。

妖怪のことを「おれさまさん」と呼ぶ星の子。
強がり。単純。でも本当は困っている人をほっとけない、いいヤツ、おれさま。
自分の中に芽生えてきてる思いにツッコミをいれながらも
最後まで本当の思いをかくしつづける健気な一面も、なんだか憎めないんです。

星の子と出会って、自分の気持ちに気づき、少しずつかわっていく妖怪の心が愛おしく
ふたりのやりとりに心がなごみます。

あったかい関西弁が読んでいて心地よい、優しい絵本です。

(富田直美  絵本ナビ編集部)

おれさまはようかいやで

出版社からの紹介

みんなから怖がられてたようかいは、無邪気な星の子と出会い、だれかと触れ合う温かさを知る…。関西弁のノリツッコミも楽しい絵本。

ベストレビュー

関西弁に大笑い

いいかたが変〜!!
と大笑い。
こってこての関西弁が楽しいみたいで、内容よりも言葉のイントネーションを楽しんでいる感じでした。
流れ星になる練習中に落っこちてしまった星の子を、無事お空に返してあげた優しい妖怪。
離れ離れになったら、せいせいするわ。みたいなことを言いながらも優しい気持ちがあふれていて、子どもは「ほんとはさみしいんかな。」とようかいの気持ちをくみとっていました。
(みっとーさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子5歳)

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