単細胞生物の粘菌モジホコリが、迷路を解き、電車の路線図をつくります。でもどうやって? 著者の中垣俊之さんは、これらの研究により、「人びとを笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である、イグノーベル賞を、2度も受賞されました。単細胞で、かしこい粘菌の知られざる能力があきらかになります。
衝撃でした。
たくさんの写真で、粘菌のすごさを証明しているのですが、食料までの最短距離を知っているかのような動きが不思議でしかたなくて、興味深い。まるで光のように、最短距離を描く様子に、生命の神秘のようなものを感じます。その感動は子どもにもしっかり伝わっているようで、「これおもしろい!」と喜んでいました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳)
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