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雪気から、リサンダール星人のことや雪花の像が奪われたいきさつを聞きだした千里たちは、森崎古丹が眠るコールドスリープ装置をさがそうとする。神社の古い記録に興味をもった数斗は、地元の郷土史研究会に入ることに。そして、ついにむかえるお神楽の夜。子どもたちは“清く”舞うことができるのか。そのとき青い光はあらわれるのか。
珍しく続刊も読んでいるシリーズ。
神社での奉納舞から始まって、なぜか神社創設者がコールドスリープから目覚める宇宙人というわけのわからん展開に読まされている。
が、まだ続くか。
今回はようやく舞が奉納され、どうなるかとヤキモキしていたのが結末を見られて良かった。
プロローグがまったくSFで、神話をベースにした日常ファンタジーかと思わせておいて、どこをどう繋げてこんなスタートレック然としたSFになるのか。
途中古文書解読まで出てきて、登場人物も言っているが、理系と文系の融合が目的か。
宗教観念がすべて宇宙へ繋がることを描くのかなあ。それなら神道より仏教の方が語りやすいだろうに。
宇宙と宗教が結びつくのが今のところの予想だが、いったいどこへ着地するのだろうか。次巻お待ちしております。 (てぃんくてぃんくさん 40代・せんせい 女の子13歳)
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