絵本の中のキャラクターが、目の前に現れたらって考えると、 ドキドキワクワクしますよね。 それは、絵本から出てきたキャラクターも同じこと。
ゾーイの本棚の絵本から転がり出てきた真っ黒オオカミもドキドキ。 だって、絵本の中ではみんなから恐れられていたけれど、 ゾーイの部屋では一人ぼっち。 おまけに、部屋にはふとっちょネコがいて、オオカミを狙っているのですから。 オオカミはあわてて、本棚のほかの絵本にもぐりこむけれど、 そこは、お城のダンスパーティー会場だったり、 大昔の恐竜の世界だったりして、 なかなか、元の絵本の中に戻ることができません。 絵本から追い出されるたびに、ふとっちょネコに狙われるオオカミ、 無事に、元の本の中に戻れるのでしょうか? それとも……。
威張りん坊だけど、どこか憎めないオオカミにエールを送りたくなる作品。 自分の居場所を探し求めるオオカミの姿に、 共感する子どもたちも多いのではないでしょうか?
(木村春子 絵本ナビライター)
ある日、本棚から絵本が落ちて、お話の中からオオカミが飛びだしてきました。 ネコよりも小さなオオカミです。ふとっちょネコに追いまわされて、オオカミは大あわて!
行き当たりばったりに絵本の中に飛びこみますが、お話の中に居場所がなくてすぐに追いだされてしまいます。 最後に飛びこんだ絵本はオオカミにうってつけのお話でした。
そのお話とは?
ベルギーから届いたユーモアたっぷりの絵本。 逃げまわるオオカミの姿が可笑しくて、読み聞かせで盛り上がることまちがいなしです!
新刊の紹介文を見て、興味を持ちました。
本棚から落ちた絵本の中から、オオカミが出てきてしまうというおはなし。でも、絵本から抜け出たオオカミはねこより小さいから、ねこから逃げるはめになってしまいます。
ラストシーンでは、オオカミが赤ずきんちゃんと肩組んで歩いてます。絵本の中へ戻れるようですが。。。なんだかとっても絵本の続きが気になりました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子8歳、男の子6歳)
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