首都カイロから北へ90キロ、ナイル川の河口に広がる緑豊かな農村地帯に、11歳の男の子アフマドが暮らしています。「人生でもっとも大切なのは、家族や親せき、友人たちとのつながり」というエジプト社会の価値観そのままに、アフマドの周りにはいつもたくさんの人々がいます。学校から帰っても、塾に習いごとに遊びの約束にと予定がぎっしりで大いそがしですが、その一つ一つを仲間とわいわい楽しみながら、のびのびと成長するアフマドの日常を紹介します。
将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの34巻目。
まず、女性写真家がイスラム社会でもあるエジプトで写真撮影をしこのような本が出来上がったことに感動しました。
そして、日本の社会に負けないくらいエジプトに住むこの男の子が塾や習い事に通い教育熱心であること、私の中では意外でした。
世界の人々の暮らしって、知らないことが多いな〜と痛感しました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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