子どもたちがワクワクしながら、主人公たちと心を重ねていろんな体験ができる「こころのほんばこ」シリーズの2作目です。
ある小さな町に、ギャングの一団が乗り込んで来るというニュースが舞い込みます。 でも、街の署長さんとお巡りさんたちは、のんきに川へ釣りに出かけてしまい、 街の人たちは大弱り。 ところが、おとなもこわがる16人のギャングに、堂々と勝負を挑む ヒーローが現れたのです。 それは、ちびっこの少年ウォーリー。 ギャングたちはちびっこだとバカにしますが、 賢いウォーリーは、かけっこやはしご登り、力比べ… あの手この手をつくして、ギャングたちに競争を挑むように見せかけ、 言いなりに動かしていくのです。 さあ、最後に待っているのは、ギャングのボスと対決。 いったいどうなる?
はらはらドキドキしながら読める、痛快なストーリー展開が楽しい ウォーリーのお手柄劇。ウォーリーの知恵に、拍手喝采! 小宮由さんによる翻訳もテンポよく、声に出して読んでも盛り上がりそう! マーク・シーモントさんによる迫力あるイラストが、ユーモラスさを 倍増させています。むさくるしい、怖そうなおじさんギャングたちが、 一生懸命がんばってしまう姿、見ているだけで吹き出してしまいますよ。 ブルー、黄色、グリーンの配色も魅力。爽やかな読後感の一冊です。
(編集者・ライター)
大人もこわがるギャングに、堂々と勝負を挑むちびっこウォーリー。 思いもよらない方法で、ギャングたちを追い込んでいく面白さったらありません! 読みだしたらとまらない! 子どもたちが、どんどん頁をめくりたくなるユーモアたっぷりのお話です。
図書館のおすすめコーナーで見つけました。
間抜けなギャングを、賢い小さな男の子がやっつける痛快なお話です。
「映画の「ホームアローン」みたい」と9歳の娘も楽しそうに読んでいました。
また、カラー刷りの挿絵がたくさん載っていて、楽しく読めました。
大きな文字で一人読みしやすいようになっているので、小学校低学年にぴったりですが、読んであげれば、小さい子も楽しめるお話です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子9歳、男の子7歳)
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