たまごを温めている、だちょうのお母さん。 ピシッ、とたまごにヒビが! いよいよヒナが生まれそう! それなのに、あれ? だちょうのお母さん、そそくさとどこかへ行ってしまいました。 もしも今生まれてしまったら、初めて会った他の誰かを、お母さんだと思ってしまうかもしれません! そうしてこんなときに限って、たまごのもとを次々と誰かがたずねてくるのです。 お母さん、早く帰ってきてー!
ページを進むごとにヒビは広がり、それでもまだお母さんは帰ってこなくて…… ヤマアラシ、サル、はたまた人間のおじさん??
“もしも、だちょうのヒナが○○のことをお母さんだと思ってしまったら”
トゲトゲのだちょうになってしまったり、木のぼりをするだちょうになってしまったり、奇妙な想像が広がるゆかいな一冊。 それでもやっぱり! ああ、ハラハラ… おねがいだから、みんなたまごをほうっておいてあげて!
遠くにいるお母さんを呼び戻そうとしている語り口が、はつらつとしていて元気が良く、声に出して読んでみるととっても爽快。 口調は大慌てなのに、「今生まれたらこうなってしまうかもしれない」という想像の内容が可愛らしいせいで、そのギャップにくすりとさせられます。
まったくお母さんったら、いったいどこへなにをしに行ってしまったのでしょう? でも、その理由を知ったら、とがめる気もなくなってしまうんです。
(堀井拓馬 小説家)
ダチョウが卵を産みました。 皆さんは知ってますか? 鳥は、生まれて最初に見たものを お母さんだと思うんですって。 卵にひびが入りました。もうすぐヒナが生まれそう。そこにやってきたのは… エリマキトカゲやヤマアラシ、おじさんたち! 大変!! 生まれてきたヒナが、みんなをお母さんと思ったらどうなるの? ダチョウの赤ちゃんがエリマキトカゲやヤマアラシやおじさんみたいになっちゃうの?!
だちょうのたまご はやく かわいい あかちゃんが うまれたら いいですね。
あれれ? だちょうのおかあさんは たまごをほったらかして どこかへ 行っちゃった?たまごが 「ぴしっ」 ひび割れて 生まれそうなハラハラ感
とりは うまれてはじめて みたものを おかあさんだと おもうんですよ
この言いかたが なんともいいのです
そして エリマキトカゲや やまあらし さる かになどつぎつぎにでてきて
あっ あっ! うまれる あーーーーーっ!
だちょうのおかあさんが 帰ってきた ホッとしました。
なんと お母さんは、赤ちゃんの お祝いの お花をさがしに・・・(母親の愛情)
髪飾りをつけてもらって かわいい だちょうのあかちゃん 誕生日 おめでとう!
とっても かわいい 絵本に 癒されます (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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