お空の上に住んでいるおひさまの王様。 地上で遊ぶ子どもたちが楽しそうで、一緒に遊びたくなって……
ある夜、こっそりベッドを抜け出して、地上に転がって降りてしまいましたよ!
子どもたちはびっくり。 「おひさまが そらから ふってきた!」
おひさまの王様は「いっしょに あ・そ・ぼ!」と無邪気ですが…… 大きすぎるし、まぶしいし、何より熱いしで、戸惑う子どもたち。 なかなか一緒に遊べません。 「みんなと仲良くしたい」 そんな王様の願いは叶うかな!?
「雲の上ってどうなってるんだろう」 「おひさまっていつも何をしているのかな」 「もしおひさまが王様だったら……」 と、子どもたちの想像力を掻き立てる、夢がいっぱい詰まったお話です。
にじんだ絵の具のやさしい色使いが、お話のわくわく感とマッチして、やさしさと楽しさにあふれた素敵な世界観を見事に演出しています。 動物の子どもたちや雲の王国の人々(?)もとても表情豊かで、一人ひとりの表情を見ているだけでも楽しくなります。 初めの見返しには、「くものおうこくでくらすひとびと」の紹介が。 これ全部、絵本の中に登場しているので、それぞれどこに載っているのか、探してみるのも楽しいですよ!
(洪愛舜 編集者・ライター)
雲の上に住んでいたおひさまの王様が、みんなと遊びたくて地上にやってきた!みんなと友だちになれるかな?
空の上の世界ってどんなだろう〜という子供心を楽しませてくれる絵本に思いました!
こちらの絵本,まず開くと,おひさまのおうさまの住む空の国が描かれていて,とっても夢があります。
そしてお話はおひさまが地上に落ちてしまうという展開に。
そう!おひさまはとっても熱いのです。
その一方おひさまのいない空の国では大変なことに。
やっぱりいるべきところにいないとですね! (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子5歳)
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