人類にとって最後の未知なる大陸となった南極。その中心の南極点到達は、1912年、アムンセンによって成しとげられますが、そこには探検家たちの生死をかけた数々のドラマがありました。南極点をめざすスコット隊とアムンセン隊の競争。南極大陸横断をはかりながら、氷に閉じ込められて船を失ってしまったシャクルトン隊の奇跡の生還。「行ってみたい、見てみたい」という人々の探究心が雪と氷の上で交錯します。
なんのために…。南極を目指した人々の、過酷な生活がたんたんと語られています。
荷が軽くなるにしたがい、連れて行った犬を射殺して食べる隊員たちにも、寒い中歩き続けて次々に亡くなっていく人たちにも、氷にはさまり、なんとかしようと頑張り続ける人たちにも、なぜ…と全く理解できずに、もやもやした気持ちです。
これが冒険だというのなら、自分には無理だ…と、ただただ思いました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳)
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