ここは回転ずし屋さん。おいしそうなおすしがくるくる回ってきます。 「ぼくは まぐろを いただきまーす」 男の子がまぐろに手をのばします。 次に回ってきたのは、魚がまるごとのったおすし。それに手をのばしたのは、くまのお客さん!?
まだまだやってくる、きゅうりをまるごと一本使ったかっぱ巻きや、まんまるてまりずしや、大きな恵方巻き。さて、どんなお客さんが、食べるのかな?
リズミカルな言葉にのせて、たくさんのおすしが登場します。ページをめくりながら、次のお客さんはだれかな?とあてっこしたり、おいしそうなおすしにうっとりしたり。親子でコミュニケーションをとりながら、おいしく楽しむ、食べ物絵本です。
『いろいろごはん』『いろいろたまご』『いろいろいちご』など「いろいろシリーズ」で様々な食べ物を扱ってきた、山岡ひかる。最新作のテーマは、子どもたちが大好きな食べ物「おすし」です。紙を切り抜いて丁寧に貼りあわされた「はり絵」の魅力と、ユーモアたっぷりの展開、リズミカルな言葉の気持ちよさをぜひ味わってみてください。
いろんなものが流れてくる回転ずしです。
普通のお寿司が流れている中、
ちょっと変わったものも流れてきます。
さかなが丸ごと流れてきたと思ったら
お客さんはくまでした。
きゅうりが丸ごと入っているかっぱまきや
ひとだまがのったお寿司、てまりずしなど
なんとなく誰が食べるか想像できます。
背表紙に食べ終わった皿がたくさん描かれています。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
|