中央に赤い帽子がひとつ。 「ぼうし ぼうし だーれの ぼうし?」
すると男の子があらわれて 「はい はーい ぼくちゃんの ぼうし」 とお返事します。
そして次のセリフが素敵なんです。 「いいね いいね とっても おにあい」
いろいろな帽子が次々登場し「だーれの ぼうし?」 かぶって出てくるのは、うさぎさんやねずみさん、にわとりさんにおうさま。 みーんな褒めます。 「いいね いいね とっても おにあい」
この褒め言葉のくりかえし! 思わずクセになりそうです。
お出かけのときは、帽子! 出かけるぞ、という気分にもなりますよね。 そしてお互い帽子をかぶった姿を 「いいね いいね とっても おにあい」 と褒め合いっこできたら最高です。
帽子って、だれにどの帽子が似合うかな?と取り替えっこもしたくなりますよね。 カバー折り返しには、切り取り線のついた帽子がいっぱい登場。 切って、絵本の中のみんなのあたまに、かぶせて遊べますよ。
お散歩前に帽子をかぶる習慣づけによい絵本。 同時に、お散歩前のしあわせなやりとりを演出してくれることまちがいなし!
そうそう、絵本にはちょっぴり不思議な帽子(?)も出てきますから、だれの帽子か当てっこするのもお楽しみに。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ぼうしぼうし、だーれのぼうし? はいはーい!って手をあげたのは? 何度ひらいても楽しい、あてっこプチえほん。 いろんなぼうしが出てきますよ。 ぼうしぼうし、わかるかな??
誰の帽子かな?とあてっこする絵本です。大人でもこれは誰の帽子かな?と一瞬戸惑うようなそんなページもあり、面白いです。子どもは何度でも繰り返して読んでもらいたいので、初めにわからなかった帽子のページを次は自信満々に答えてページをめくっていきます。短いけれど、次のページをめくりたくなるというのは絵本の醍醐味ですね。
色合いも明るくて、本の大きさも小さくて赤ちゃんから楽しめる絵本です。 (Pocketさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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