昭和24年、市橋靖子は娘の和子と母と広島でお好み焼店を開く。夫は原爆で和子を助けてなくなった。サイズ:19.5cm x 13.5cmページ数:305ページ
原爆はとても悲惨な出来事でしたが、生存者たちの苦悩もひしひしと感じさせられる物語です。
原爆症の不安を持ちながら、逞しく生きていこうとする母娘。
父親が原爆で死んでしまったために、嫁ぎ先から縁を切られてしまうという現実も、あったのかと、些細な事実の積み重ねの上に書かれた物語です。
三代に渡って書かれる物語なので、まずは次の巻を早く読みたいと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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