昭和52年、和子は中学生になった志乃と祖母とお好み焼店を守って暮らしていた。あの日からともに生きた人々は別れていった。
1作目で原爆被災者を、2作目で被爆2世を語ってきた『ヒロシマ』の3作目は被爆3世の生活が中心となりますが、8月6日に起こった家族の来歴を、みんなが共有することになりました。
重ねて、和子は亡くなっていたはずの恋人の、志乃は自分の父親の存在を知ることになります。
3作に渡って、家族とは何かを突き詰められて作品。
家族にとって何が一番大切か、3作を通して教えられたように思います。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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