ユニークなあかちゃん絵本をつくる新井洋行さんの、手のひらサイズのねんど絵本です。 『ねんどのむにゅ』という水色のねんどが主人公の絵本がありますが、この『むにゅくらべ』は、「むにゅ」に加えて、ピンクのねんど「むにゃ」がもうひとりの主人公。 「むにゅ」と「むにゃ」が遊びます。
「むにゅ」と「むにゃ」は、いろんなものに形をかえてくらべっこします。 それが題名どおりの「むにゅくらべ」! むにゅむにゅ……と唱えたら…… 「がうー」とむにゅがオオカミになったり 「ばあ!」とむにゃがおばけになったり。 どっちがこわいかな?
ソフトクリームとドーナツはどっちがおいしそう? しんかんせんときょうりゅうはどっちがかっこいい? 子どもたちは「こっち!」と好きな方を指差してくれるはず。
かわいい「むにゅ」と「むにゃ」。 小さな子どもたちのお友だちになることまちがいなしです。 同時発売の『ねんどのむにゅ』『むにゅとにゃみー』とあわせて楽しんでくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ねんどの「むにゅ」が、おなじくねんどのともだち、「むにゃ」と、いろんな形になって比べっこをはじめました。おいしいもの、かっこいいものなど、変身をたっぷりした後に、こんどは「かわいいもの」になる競争。さて、いちばんかわいいのは……? おしゃまなむにゃにおもわず笑いもこぼれます。さまざまに形を変えていく面白さを目で味わえる一冊。
むにゅむにゅ…の音も楽しいねんどのお話でした。うちの0歳の娘はまだねんど遊びはしたことがありませんが、読んであげると楽しそうに聞いていました。読みながら、そういえば息子たちは、こういう色付きのねんどあげたら全部混ぜて変な色にしちゃってたんだよな〜とか思い出して懐かしかったです。大きくなったら娘はねんどでどんなものを作るのかな?想像すると楽しみになってきました。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子7歳)
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