ふとーいくき、ぶあつい葉っぱ。「しゅるしゅる どんどん つる どんどん」かぼちゃのつるが、地面の上をどんどんすすむ。はたけだって土手だって、みんな葉っぱでおおわれた。大きなはっぱの下には、あれ、でっかいつぼみができている。つぼみがひらいて、さいた、さいた! かぼちゃのはな。はながかれたら、みどりのたまがみるみるどんどん大きくなるよ。かたくて大きい、どででんかぼちゃのできあがり! いろんな色の、ほくほくあまい西洋かぼちゃ。いろんなかたち、あじはあっさり、日本のかぼちゃ。いろんなかぼちゃがあるね。かぼちゃのなかには、わたでつつまれたたねがいっぱい。にわにすてたら……ある日みつけた! かぼちゃの芽。
かぼちゃのツルが伸びるさまを、「しゅるしゅる どんどん つる どんどん」と表現しているところが、リズムよく読めます。
かぼちゃの成長が描かれるので、当然と言えば当然ですが、このリズムはすぐに終わってしまいます。
前半はツルがメイン、後半はタマ(かぼちゃ)がメインといったところでしょうか。
雌花と雄花があることを知らなかったので、大人でも、とても勉強になりました。
かぼちゃの畑を見に行って確認したくなります!
子どもは、色々な色や形のかぼちゃがたくさん出てくるページがお気に入りです。秋にピッタリです。 (うさぎのタンタンさん 30代・ママ 男の子2歳)
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