目立ちたがりやでほらふきなイタチは、みんなにバカにされていた。イタチはある日、バッタリとでくわしたおそろしいライオンに、おいしそうなエモノの居場所を教えて、このライオンとなかよしになり…。
ライオンとイタチの不思議な関係が、友情に変わります。
動物たちに馬鹿にされていたイタチが、ライオンの子分になることで、偉そうに振る舞えるって、ことわざにもあったように思いますが、百獣の王のライオンにも、可愛い一面があるところに、二人が友だちになれた要因がありましたね。
横長の迫力ある絵に、とても強い説得力があって、遠くからもよく分かる読み聞かせ向きの絵本です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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