葉っぱの上では緑色。赤い花の上では赤。体の色を変えながら、カメレオンは平凡な暮らしをしていました。ところが、ある日、動物園に行き、色とりどりの美しい動物たちを見てからというもの、カメレオンにはいろんな願いが湧いてきました。「北極グマみたいに大きくて灰色だったらいいのになあ」。すると、その願いはかなえられ、カメレオンの体は灰色になりました。「フラミンゴみたいにかっこよかったらいいのになあ」。すると、また願いがかなえられ、カメレオンにはフラミンゴそっくりのピンクのつばさと長い足がはえました。「キツネみたいにスマートになれたらいいのになあ」……、願いは次々とかなえられます。
この絵本の誕生のいきさつが素敵です。あるとき子どもたちが「動物の絵を描いて」と作者にせがみました。いろんな動物の絵の注文をするので、動物たちの特徴ある部分を描きつないでいくと、できあがっていったのは複雑な生き物。複雑になればなるほど子どもたちは喜び、この絵本誕生のきっかけになったというのです。そこにカメレオンの特性を生かし、たくさんの色を用いると……、エリック・カールらしいカラフルでおもしろい作品ができあがったというわけです。 世界は「色」で満ちています。そんな「色」の豊かさ、楽しさを伝えながら、自分らしさを失わないで……と作品の最終ページが教えてくれます。 ――(ブラウンあすか)
カメレオンは他の動物たちがうらやましくてたまりません。ホッキョクグマみたいに大きくなりたいな……カメレオンの願いはかなえられますが、それで幸せだったのでしょうか。
カメレオンて いろんな 色に変身出来ておもしろそう!
この ごちゃまぜカメレオンは たくさんの子供たちと作った絵本で
色も子供が 塗ったのでしょうね
クレヨン画のようにいろいろな色に塗られていますね
いろんな 動物になりたいと思うと色もかたちもどんどん変化していくのです
絵描き歌のようで ぬりえのようであり
ほんと ごちゃ混ぜですね どんどん 形が ふくらんできて もう
カメレオン何だかなんだか、わからない。 「ああ、いつもの すがたに なれたらなあ!」
そうおもったら やっともとのカメレオンになれた
あこがれ それは どんどんふくらむけれども
やっぱり 元の姿が 一番似合っているね
なが〜い 舌をもっていて のばして ハエを捕まえれるなんてやっぱりカメレオンは すごい!
ごちゃまぜでないほうがいいよね!(でも、絵がごちゃまぜでおもしろかったよ)
子供たちの発想のおもしろさですね!(笑える顔でした ごちゃまぜの絵は) (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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