かなぼうじまにすむミーくんは、おにのパンツやさん。ミーくんのつくるパンツは、じょうぶでかっこいいとひょうばんでした。ミーくんは、「いつかもっとたくさんのおにに、ぼくのつくったパンツをはいてもらいたい!」と思っていました。
ところがある朝、かがみをのぞいてみると、つのがありません。家の中を探しても見つかりません。おいしゃさんにみてもらいましたが、「どこもわるくない」と、いうだけでした。そこでミーくんは、かみがたをかえてつのがないことをかくそうと考え、いろいろ想像してみたけれど、どのかみがたもなんかへんです。
つのがなくなったミーくんは、おにらしいことができなくなってしまいました。そこで、つのにいいといわれるたべものや、のみものをためしてみましたが、つのははえてきません。つのがみさまのところに行ってみたり、モグまじょのところで魔法をかけてもらっても、うまくいきません。ところがある日……?
こんなにかわいい鬼ならいくらいても楽しそうですね。子供なのにしっかりとお仕事もしていてえらいなって思いました。つののはえかわり。想像もしてなかった展開に驚きましたが、そこが楽しくて笑えました。いろいろあれこれ考えたりする姿も可愛かったです。幼稚園くらいから小学校低学年くらいの子におすすめです。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子7歳)
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