「ママのて ぎゅっぎゅっ なにしてる?」
こんな可愛い問いかけのあと、ページをめくると……
「おにぎり できた もぐもぐもぐ」 と、ママの手からおにぎりが作り出されたり、
「うさぎさん できた クレヨン ぬりぬり」 と、うさぎの絵が生み出されたり。
「ママの手」からいろんなものが作り出されていきます。 それはまるで魔法のよう! もしかすると、子どもはママを魔法使いだと感じているのかもしれません。
作者のやまもとゆうこさんは、本の装丁や雑誌、広告、テキスタイルデザインなど幅広い分野で活躍するイラストレーターで、2人の子どもを育てるお母さん。 お子さんとの暮らしを描くイラストエッセイも人気です。
絵本に描かれている、ママが作ったおにぎりを嬉しそうに口いっぱいにほおばる表情、ママが折ってくれた紙飛行機を、全身を使って飛ばすしぐさ、そしてお風呂上がりに逃げるときのこのにくたらしい表情!(これ、全ての幼児が必ず通る道なんですね。脱力……)
お子さんとの暮らしの中から生まれた絵本は、子どもにはもちろん、お母さんお父さんの心にも響くこと、間違いなしです。
(洪愛舜 編集者・ライター)
「ママのて ぎゅっぎゅっ なにしてる?」「おにぎりできた もぐもぐもぐ」 なんでも作れるあったかくって、たくましくて優しくて…。そんなママの手にスポットをあてて笑顔いっぱいの親子の姿を描きました。「ママの手 何してる?」の問いかけに当てっこしながら読めば楽しさも倍増。読み終えた後も自然にコミュニケーションが続く、ほのぼのと愛らしい絵本です。 本の装丁やテキスタイルのデザインなども手掛ける気鋭のイラストレーター、山本祐布子のデビュー作。
ママのて
タイトルがすごくいいですね。
お母さんの手は毎日いろんなものを
触ったり、使ったりしています。
子供との生活の中で
こんなにたくさんのママの手を集めた
一冊はステキですね。
お母さんの顔は出てきませんでした。
親子で読んでほしいです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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