ダウン症のアイちゃんとそのクラスの学校生活を追ったドキュメンタリー写真絵本の3作目。『アイちゃんのいる教室』『アイちゃんのいる教室3年1組』に続き、6年生卒業までのクラスを描く。上学年になってアイちゃんはできないことや授業についていけない場面も増えてきた。学芸会の合唱のテーマの合い言葉が「みんな輝け! にじ色に」と決まったときのかずま君の「にじはほんとうは円なのにぼくらにはいつも半分しか見えない。かくれている残りの半分はいじめや悪口かもしれない」という発言をきっかけにクラスはいじめについて、また「にじ色って何だろう」と考える。話し合いを続けていくうち、みんなの気持ちは少しずつ深まっていく。卒業を前に聞いたクラス全員36人のインタビューの子どもたちの言葉は圧巻! 6年間に及ぶ取材のたまものです。
ダウン症のアイちゃんのことを思っての言葉が、心に響きました。
のあさんが、「なるべく助けない。自分のことは、自分でやったこと
がいいから。そうしないと、できることもできなくなっちゃう。」
障碍児の孫も、今は小学部6年生になりました。
のあさんの愛情ある、思いやりのある言葉に、有難く思いました。
私は、そうしなければと思ってはいるんだけれど、すぐに手がでて
しまうなあって、反省しました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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