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
街の真ん中に、つんとのびあがるように一本のけやきの木が立っていました。千春は、子ども時代をけやきの木のそばで過ごし、成長してからは、人との別れや新しい出会いなど人生の節目節目で、けやきに励まされたり、考えさせられたり、逆にけやきを励ましたりしながら人生を送ります・・・。

戦後すぐに生まれた千春の一生の中で、
けやきの大木は幹に手当てをされながらもずっと生きていたのです。
周りの環境がどう変わろうと、
赤ちゃんが成長し、結婚して子どもや孫ができても、
けやきの木はずっとそこにいるのです。
木の生命力はすごいですよね。
そして、何もしてくれるわけではないのに、
そこに居てくれるという存在感。
木の偉大さをあらためて感じました。 (レイラさん 40代・ママ 男の子13歳、男の子10歳)
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