森の中でヘビがレストランを開きました。でも、ヘビには手がないので料理ができません。
最初にやってきたお客は、くいしんぼうのブタでした。「わたしの店では、お客さまに料理をつくってもらいます」とヘビが言うと、ブタは帰ろうとしました。ところが、「教えるとおりにつくれば、とびきりおいしい料理が食べられますよ」とヘビに言われて、ブタは料理をすることにしました。
はじめに、野菜が入ったかごを頭にのせて、「犬のおまわりさん」を歌いながらおどってくださいと言われました。ブタは言われたとおりに歌っておどりますが、大きな声でもっとニコニコわらってと、注文ばかりなのでブタは怒りだしました。するとヘビが、「ほっぺたがおちるほどおいしい料理が食べたくないのですか?」と言うので、もう一度やり直しました。ヘビはそれからも、逆立ちしながら変なおまじないをかけてなど、おかしなことばかりさせます。
結構大変なレストランですね。これだと疲れてしまって何を食べても美味しく感じてしまうのかもって正直思ってしまいました。でもブタくんはよく頑張りましたね。私ならきっと無理です。この絵本を読みながら子供たちと自分ならどうするかなどと話しながら読めるので結構盛り上がれそうですね。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子7歳)
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