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「きょうりゅうさんに あかちゃんが うまれるよ」森中の動物が集まってきました。 「ぴきっ びきっ びきびきっ ぱきっ」元気な赤ちゃんが生まれました! 赤ちゃんの誕生の喜びと感動を描いた絵本。
表紙に描かれた、たまごと、こっそり顔をのぞかせている恐竜。
それがとっても可愛くて、図書館で借りてきました。
恐竜が走っていきます。だだっく だだっく。
その様子を見て、森中の動物たちが、付いていきます。
「恐竜さんの、はじめての赤ちゃんが生まれるんだ」
正直なところ、ただ、それだけなんです。
付いてきた動物たちは、恐竜の赤ちゃんの誕生の場に居合わせる、という、それだけ。
けれど、このシンプルな形が、命の誕生、という、この絵本のテーマをくっきりと浮かび上がらせます。
どちらかというと、小さなお子さんむきですが、
森中の動物たちが付いてくるシーンが、幼稚園児の息子にも受けました。
弟か妹の生まれるご予定のお家で読んで差し上げて欲しい一冊だと思います。 (ルートビアさん 30代・ママ 男の子5歳)
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