赤い敷物が、ページの左端から右端まで、にっこりしながら横たわっています。 「ぐるりん くるくる ぼく ラグりん」 そこへやってきたのは、さるくんです。 さるくんは……ごろりん! でんぐり返しをしてにっこり。 次にやってきたぞうさんは……どっしーん! ラグりん、びっくり!? ダンゴムシたちは……ころ ころ ころ ころ ころ ころ。 くすぐったそうなラグりん。 へびくん、かえるくんと次々生き物たちがやってきて、赤い敷物の上を移動するたび、ラグりんの表情がかわります。 ぱっと目を引くビビットな赤と、その上で起こる、生き物たちのでんぐり返しやコロコロと転がる姿に、なぜだか気持 ちいいツボがくすぐられるような……不思議な気分。 最後には「さあ こんどは いっしょに ぐるりんしてみよう〜!」と誘われますよ。 きみもママもパパも、みーんないっしょに、ぐるりん、ごろりん。 読んだらごろんと転がりたくなっちゃいそう。 体をつかって遊ぶきっかけになりそうな気持ちいい絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
まっかなラグの「ラグりん」の上を、おさるさんが、ごろりん! お次はぞうさんが、どっしーん! それからダンゴムシが…!? いろいろな生き物が「ぐるりん」する絵本。読み終わったあとは、「ごろりん」したくなるよー!
赤いカーペット?ラグですね。
これをマットみたいにして
この上をいろんな生き物が
転がったりします。
細長いへびやたくさんのだんごむし
大きなゾウまでころがります。
ただそれだけのお話です。
シンプルですが楽しかったです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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