マティスはちっちゃいおんなのこ。毎日、ちっちゃな歯をみがき、ちっちゃなくつをじぶんではいて、いろんなところにでかけます。あるひ、マティスに弟がうまれました。うわあ、ちっちゃい! そしてマティスは気がつきいたのです。マティスはもう、ちっちゃくないのかな? ――きょうだいが生まれる喜び、成長する喜びに満ちた絵本。
「読み聞かせするの、今日はどんな本?」と聞いてくる子がいて、いくつか候補をあげるとこの作品を一回自分で見てみたい、というので貸しました。
そして、「この本を絶対に読んでほしい!」というリクエストがあり、読みました。
その子も含めて、みんな真剣に聞いていました。
低学年だと自分が年長者になる、という経験をする子が一定数いるだろうからという考えもありこの本に決めました。
あれ?もう、自分は小さくないのかな?と気づく経験は、自立心を育てる上で大事ですね。 (だっこらっこさん 40代・せんせい 女の子8歳)
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