ちいさなふしぎな生きもの、ポコポコのシリーズで人気のさかいさちえさんの絵本。 『ちいさなちいさなおかしのまち』『ちいさなちいさなふしぎなおみせ』など、楽しい断面図が登場する「ちいさなちいさなポコポコえほん」シリーズ8作目です。
ポコポコがドアをあけると、きれいな鳥の羽根が落ちていました。 その先には、光る小石がてんてんと落ちています。 ポコポコは羽根をもって、どこまでも続く小石の道を歩いて行きますと……「とりのひこうじょう」がありました! 羽根と同じ色の鳥にのって、「ほうせきのもり」に着陸。 さらに光る小石をたどっていくと、森の奥深くの、「おかしのやしき」のなかへ。 中にはねこの家族が住んでいますが、ポコポコは屋敷をとおりぬけ、さらにすすんでいきます……。
ポコポコったら、この調子でいったいどこまで行くのでしょう? バラのいばらや、透明な泉の中のまち、洞窟をとおりぬけ……。 どこまでもつづくかと思った小石の道には、ちゃんと終点がありました! そこには、ポコポコもびっくりのすてきなことが待っていたのです。
小石をたどりながら、読者は、ポコポコといっしょにわくわくドキドキ。 透き通るようなカラフルな色彩や、ちいさなポコポコの愛らしさは変わらず。おなじみの相棒、ありさんたちも登場しますよ。 ポコポコと探検気分をあじわってくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ある朝、ポコポコは玄関の前に点々と光る小石が落ちているのを 見つけました。不思議に思ってたどっていくと、それはまるで 道しるべのようにどこまでも続き、ポコポコとありさんを、 きらきら宝石が輝く森へと誘うのでした……。
ページをめくるたび、わくわくどきどき楽しい断面図が登場する、 大人気『ちいさなちいさなポコポコえほん』シリーズも いよいよ8作目。今回も楽しい断面図が満載です。 とりのひこうじょう、ねこのおやしき、いばらのガラスのお家、 泉の底の透明なまち……。さらにその先に続く宝石のトンネルを 抜けた先でポコポコを待っていたのは、とっても意外な人物です!
さあ、今回の絵本でポコポコと出会うのは、一体だあれ??? ラストのシーンは喜びと音があふれていて、 きっとみなさんも一緒に踊り出したくなりますよ!
表紙のタイトルがキラキラと金色に輝いて、ワクワクしながら読みました。
点々と続くカラフルな小石をたどって進む冒険は、楽しいことの期待しかありません。
ボルダリングまである「お菓子の屋敷」のコンセプトは「美味しく鍛える」かなぁ。
ポコポコのおじいちゃんのおうちもやっぱり素敵な帽子でしたね。 (みいのさん 60代・その他の方 )
|