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オランダの港町アムステルダムに1匹のネズミがやってきた。名前はピープ。ロイドホテルにすみついたピープ一家はときをこえて生きるネズミになった……。さあ、100年前から物語を始めよう。ロイドホテルの歴史は、私たち人間の生の縮図のようである。その「まなざし」は、未来につながる。「未来への記憶」シリーズ第2弾。
『おうさまのおひっこし』や『めいわくなボール』など、牡丹靖佳さんの描く、ちょっと不思議で繊細な美しいイラストが好きなので、こちらも読みたいと思いました。
オランダアムステルダムに実在するホテルの歴史が、ハツカネズミの物語とともに語られます。
その場所だけでなく歴史も旅している気分にさせてくれる作品。巻末の解説も興味深く、大人にもおすすめです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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