ある日、ウリボウがいいました。「ウサギさんは、なにがすき?」「うたをうたうこと!」ウサギさんが答えます。それからウサギさんがききました。「じゃあ、タヌキさんは、なにがすき?」タヌキさんは、木の実をぜーんぶひとりで食べるのがすきなんですって。カモノハシさんも、ワニさんも、みーんなすきなことを教えたのに、ライオンさんは、「そんなだいじなこと、教えない」っていって、教えてくれません。でも、バッタさんがきいたら……ああ、楽しかった! 読み終わったら、お子さんにきいてみてください。「きみは、なにがすき?」そして、ちょっと立ち止まって、考えてみてください。「わたしがすきなものは?」って。
ウリボウがウサギに、そしてタヌキ、カモノハシ、ワニなどに何が好きか聞いていきます。それぞれ、好きな物を教えてくれるのに、ライオンさんは、すんなりと教えてくれませんでした。
でも、「おしりごっつんこ」が好きだと分かると、みんなでやってみました。その楽しい事・・・。みんな、時間の過ぎるのも忘れ楽しく遊びました。
それぞれの、動物の好きな事がかわいく描かれていて面白かったです。 (ママちゃんさん 20代・ママ 男の子4歳、男の子1歳)
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