働き者のショベルカー、スティーブは仕事が大好きでいつも一生懸命土を掘って働いていました。ある日、通りがかりの男の子に「スチームショベルは土を食べているから汚い」と言われ、土を掘るのがすっかり嫌になってしまいます。人間のようにバタつきパンやりんごやオレンジを食べてみたいと思ったスティーブは思わぬ行動に…町は大騒ぎ!
『THE STEAM SHOVEL THAT WOULDN’T EAT DIRT』が原題。
デュボアザンの作品ということでセレクト。
スチームショベルというアイテムも古風で、その造形にもびっくりです。
バートンの『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』とはまた違った展開ですね。
スティーブというスチームショベルが主人公。
勤勉な働きをしていて、自分の仕事に誇りを持っていたのですが、
男の子の「汚い」の一言で、傷ついてしまうのですね。
そう、その後の行動は、暴走というよりは迷走。
ハプニングにはなりますが、憎めません。
もちろん、ちゃんと自力で元の鞘に収まるのですからね。
無機質な働く車に命を吹き込んだ作者に、拍手!
小学生くらいから、でしょうか。 (レイラさん 50代・ママ )
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