とても分かりやすい哲学入門の絵本でした。
哲学というと、なにかとても小難しい学問のような気がしますが、実は当たり前の日常生活の中で、「なんでだろう?」って思ったこと、考えることが、哲学なのです。
作者はフランス人の有名な哲学博士で、後書きを読んで知りましたが、フランスではナポレオンが決めて以来、高校生の最終学年で必修科目に「哲学」があるそうです。
(日本の子ども達とは、エライ違いですね。)
この絵本で語り合っているのは、子ども達が幼稚園くらいになると、よく親などの大人に聞いてくる内容が多かったです
ね。
(例えば、「どうして人は死ぬの?」とか、「なんで生きているの?」とか…。
文章は簡単かつ短くまとめてあるし、イラストもとてもキュートなので、ちっとも重たい絵本というイメージになっていません。
どこかで見かけたら、ぜひ手に取ってみてもらいたいです。
(ただ、内容を理解できるのは、小学校高学年位からかな?) (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子11歳、女の子6歳)
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