お父さんとはじめて銭湯にやってきた、ゆうちゃん。 湯船につかって見上げると、目の前にはたくさんのおしり、おしり、おしり。 いろんな形のおしりを見ていると、 「おしりって、なんで みんな ふたつに われているんだろう?」 ゆうちゃんの中に、疑問がむくむくとわき上がってきました。 すると、「およびですね!」 もくもく湯気の向こうから、おしり博士の「ものしりん」が現れて、 ゆうちゃんにおしりのヒミツを次々と教えてくれます。 立ったり座ったりするときに、おしりの筋肉が重要な働きをしていること、 姿勢を良くしたり、血の流れをよくするためにはおしりの穴の筋肉を鍛える必要があること。 おしりの体操や、しりがつく言葉……。 ものしりんが教えてくれることは、どれもゆうちゃんにとってははじめて知ることばかりで、 「お、しりませんでした。」が止まりません。
ゆうちゃんと一緒に、みんなも楽しく、おしり博士になりましょう。
(木村春子 絵本ナビ編集部)
おしりってなんで2つにわかれてるの? なんの役割があるの? おしりの秘密にゆうくんがせまります。
タイトルとユーモラスな表紙のイラストが気になり、読んでみたいと思いました。
初めてお父さんとおふろやさんに行ったゆうちゃん。いろんな人のおしりを見て、おしりに興味を持ち始めます。
そこに現れたユニークな格好をしたおじさん「ものしりん」。ゆうちゃんはものしりんに、お尻の重要さを教わっていきます。
楽しいイラストやダジャレから、ギャグ絵本かと想像していましたが、意外にも科学絵本でした。普段あまり注目されないお尻について、いろいろ知ることができて楽しかったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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