草を食む子ウシを、オオカミがねらっていました。けれど、母ウシは少しもあわてません。襲ってきたオオカミをツノではさみ、一晩中、小屋の壁に押しつけていました。母親の深い愛情を描いた、十二支の「ウシ」の昔話。
奈良県に伝わる、母親が子供を守る、素敵な昔話。
原話は「今昔物語」におさめられているそうです。
草はらで、草を食べている子ウシを、オオカミが狙うのですが、その事に気づいた母ウシが、子供を守るためにとった行動は・・・
襲ってきたオオカミをツノではさみ、一晩中小屋の壁におしつけていたのです。
動物も人間も、同じなんですね。
子供を守る母心。どんな事をしてでも、我が子を守る精神に、心が暖まります。
子供も、すごいお母さんウシだね。と、この昔話のよさを、分かることが出来たように感じます。
お母さんも、あなた達が危険な目にあってたら、守ってあげるからね。と伝える事ができたお話です。
すごいいいお話です。 (NON×2さん 30代・ママ 男の子8歳、女の子5歳)
|