だいこんは、世界の生産量のほとんどが日本で占められていると言われるほど、私たちの暮らしになくてはならない野菜です。 おでんのイメージが強いだいこんですが、実は一年をとおして食べられています。 この本では、そんなだいこんがどのようなルートで日本へやって来たのか、世界中のカラフルなだいこんやだいこんの歴史、栄養価などをご紹介します。ページ端には、だいこんにまつわる楽しいこぼれ話も収載しています。
ダイコンにはいろんな種類あることは知っているつもりでいましたが、この本を読んで知らないことの多さに驚いてしまいました。
種類の多さ、暑さに強いダイコン、寒さに強いダイコン、別の種類が渡って来たことも初めて知りましたし、多くの品種が生まれるため、同じダイコン種類を維持するための工夫がひつようなことも知りました。
大根が大きな根であることも初めて納得しました。
身近なダイコンがテーマですが、児童書といっても侮れない奥深い本でした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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