子どもの育ちを第一に考えた児童書の解説ブック。選ぶ側の大人にもいろいろな発見をうながす視点やヒントが満載。
絵本は、子どもだけではなく大人も育てるのだという観点に感心して、この本を手にしました。
絵本そのものの受けとり方が、子どもの感性や社会性を育成するという発想だけではなく、その本を選書する大人も心を深めていくということを感じました。
時には子どもが介在しなくても、大人の心や知覚に響く絵本もあるのだと感じました。
知っている絵本が多い中で、同じ絵本の受けとり方、評価の仕方に、とても新鮮なものを感じました。
絵本を、もっと味わい深いものにしてくれる本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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