春風亭一之輔&山口晃が案内する落語の世界
空前の落語ブームが続く現在。その流れを牽引している、人気実力ともに若手真打ちナンバーワンの春風亭一之輔師匠。 本書は、好評を博している『おもしろ落語入門』の続編。 今回も、装幀と挿し絵は、現代アートの第一人者で現代の北斎の異名を取る、山口晃画伯が担当。落語の物語世界を独特の視点で描きます。 子ども騙しではない、子どものための落語本として、はたまた、落語好きの大人が読んでも納得する、長く読み継がれるクオリティの高い良書を目指します。
一之輔師匠セレクトの古典落語7本を収録 つる/桃太郎/かぼちゃ屋/粗忽の釘/化け物使い/代脈/芝浜
子どもたちが江戸時代の人々の生活や考え方を知る機会にもなる1冊。
【編集担当からのおすすめ情報】 ・ディスクユニオンが、神保町店を中心に落語etc.演芸の拡充を計画中。 その一環で、本書が出るタイミングで著者の一之輔師匠のイベントを開催予定。
・NHKの大河「いだてん」のタイトルバック画は、山口晃さんです!
前作は「落語は読んでも面白い、だから寄席に行ってみたくなる」というコンセプトを感じましたが、今回は「落語は絵で見ても面白い!だからもっと落語を知りたい」という感想をもちました。
山口晃さんの絵がかなりの迫力で、しかも「粗忽の釘」の噺は漫画になっていて面白く読めます。
表紙・裏表紙に描かれている家族の顔は、全員、一之輔さん似で、一人の噺家が登場人物全員を演じる落語を表しているようですが、中でもおかみさんの顔が、忘れられなくなりました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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