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オランダ金の絵筆賞受賞 目に見えないほど小さな魔女ピッキは、自分の力を確かめるために、小さな小さなほうきに乗って飛び立ちました。やがて、人々を苦しめる悪い王様と対決することに…。オランダで様々な賞を受けている作家テレヘンの物語に、人気画家が美しい絵を添えた、珠玉の大型絵本。
小さすぎて姿の見えない魔女のピッキ。
絵本でもまったくその姿を描かれていません。
これは、作者がピッキを人間の本質として書いているのだと思います。
ピッキは、冷酷な面もあり、正義感もあります。
人間の心はやはり両方を持っているからです。
ピッキが正義の道を行く時、人間の心の変化を描いています。
平和を掴み取ろうとした時、人間は自分の心の魔女の存在に気が付いたのだと思います。
もう決して魔女に操られない強さを感じます。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子12歳)
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