私たちの生活に身近である天気。しかし、なぜ雨が降るのか、なぜ風が吹くのか、なぜ雪が降るのか、といった簡単そうなことも、それを人に説明するのはかなり難しいものです。ましてや、子どもにとってはなおさらです。
本書は、雨や風といった天気の基本のことから、天気予報や天気図の見方まで、天気のことがイラストでやさしく理解できるようになっています。監修は、テレビで人気の気象予報士・斉田季実治氏です。
具体的には次のような項目で構成されています。「最近、天気がおかしいぞ」「いろんな雲があるよ」「台風はどうしてできる」「竜巻がやってきた」「昔の人はどうやって天気を予想したの?」「天気図を見てみよう」「日本の四季と天気」「天気予報のいろいろ」「天気予報はこんなところで役立っている」
小学低学年から「天気」がわかる、「たのしいちしきえほん」シリーズの1冊。
子ども向けの本だと軽く見てはいけません。
日ごろの天気予報にとても親しみの持てる本です。
軽い気持ちで読み始めた自分ですが、途中からついていけなくなるほど、専門的な内容がぎっしりです。
視覚的に解説されているのが嬉しいのですが、何度も読み返しが必要のようです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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