園にまだなじめず、友だちとの遊びも苦手なちこ。「あんあん、あーん」と泣いていると、足もとからも「えんえん…」とちいさな泣き声がします。ママとはぐれてしまった子りすでした。子りすをなぐさめて一緒に遊んであげているうちに、ちこはだんだん楽しくなってきました。苦手なブランコ、高くてこわい滑り台やジャングルジムもへっちゃら! と思ったら……。幼い子どもの心の成長を描きます。園生活が楽しくなる紙芝居です。
りすの子どもに誘われて、ブランコやすべりだいを楽しむちこちゃんは、いつの間にか幼稚園に対する拒絶が薄らいでいきます。
遊具に怖さを感じなくなったからでしょうか。
お母さんにはぐれたりすも、お母さんと巡りあえてハッピーエンド。
入園間もない幼児にピッタリの紙芝居です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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