伯爵の大きなおやしきの中にある人形の家に、ネズミの一家が、たのしくくらしていました。ある日、伯爵が旅行に出かけると、留守をあずかった秘書が、なにやら悪だくみを始めました。悪者をやっつける方法を思いついたネズミたちは…? 人気絵本『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』の待望の続編! 「パディントン」の作者が遺した心温まる物語が、英国の香り高い絵本になりました。
「くまのパディントン」の著者マイケル・ボンドさんの遺作なのですね。
前作「ネズミ一家のおはなし」がとても素敵で、姉妹編のこちらも期待どおりでした。
今回は、金儲けの悪事を企む秘書が現れハラハラしますが、ネズミのペック夫婦と子どもたちが大活躍します。
細部まで描き込まれたドールハウスが見事で、家具や壁紙、額の絵まで、夢中で見入ってしまいました。
お屋敷の中で、15匹の着飾ったネズミたちを探すのも楽しかったです。
ドールハウスだけでなく、伯爵のお屋敷の豪華な様子も見応えがありました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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