いつも怒っている らんぼうな山 ピンネシル いつもやさしい 青くすんだ沼 ピルカトー 山は沼に結婚を申しこみ、断られると火をふきだします。焼けただれた大地を元にもどすために、ピルカトーと魚たちは長い年月をかけて澄んだ水玉をひとつひとつ集めはじめます。
北の国の昔のお話とあるので、民話のような感じでしょうか。まず、火をふく山と沼という設定に興味をひかれました。火山の多い日本なので、読みながら、日本の自然に重ねてしまいました。そして、日本の火山が噴火しないよう、ピルカトーがいてくれたらいいのになあとつい願ってしまいました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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